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ルービックキューブ実演の合間のお話
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今日は写真はちょいとお休みです。
このトップ写真は写真を撮り始めた頃に撮ったもの。
なかなかのお気に入り写真なのですが…

今日は先日ルービックキューブの実演依頼を受けたときのお話。
イベント自体、一日複数回に分けてMCを入れながら早揃えや
お客さんたちと一緒に遊ぶと言う感じのことをやるのですが、
先週末は神戸ロフトに行ってお仕事をさせていただきました。
僕の実演は基本的にロフトさんから数ヶ月に一度いきなりオファーが来て
その決められた日時に店頭に行き、ルービックキューブのワザを!という形です。

その一度目のイベントが終わったとき、ある外国人のお客さんが僕の目の前に立ち、

「次の会にはワタシここにいないの!」

と伝えてくださりました。
それならば少々お時間下さい、すぐにやります!と答えた僕。
リクエストがあればどこでもすぐにやります 笑
そしてその外国人のおっちゃんの日本語がとても達者なことを心の中で突っ込みながら、
いつも通りにキューブを作ったわけです。

「オニーサン、めっちゃオモロイワ!」

なんて言うもんだから何故かツボに入ってしまい、ゲラゲラ笑ってしまいました。

「オニーサン、お返しにこの手の中をミテテクダサイ!」

なんだなんだ、いきなり何をするんだ!?
と思ったのも束の間、手からいきなり赤いハンカチが!!

・・・このおっちゃん面白すぎる!

と思ったのです。 そこで引き下がってはパフォーマーの面子が落ちる。

僕もとっさに自分の指輪を手の中に握り、握った手を振ると
アラ不思議、手の甲に指輪があるじゃありませんか というマジックを見せたのです。

「Wow! スゴイ!! オニーサンめっちゃオモロイワ!」

どうだおっさん、俺も面白いだろう。

「ホナラ、このハンカチの中からまた赤いハンカチを出します!」





数秒後、別の青いハンカチから先ほど出した赤いハンカチが
ニュルっと出てくるではありませんか!

度肝を抜かれました。 初めてこんなに鮮やかな手品を目の前で見た!

「負けました!!」

素直に自分のパフォーマンスの敗北を宣言し、妙にテンションの高い
日本語が饒舌な外国人のおっさんとのパフォーマンス合戦が終了、
両国代表のパフォーマーたちは握手をしたのです。

「いやぁ、負けちゃいましたねぇ」
「すみません、勝手なことをして… ありがとうございます。」

とその場にいた店員さんに話しかけた僕。
その場には他にお客さんはいなかったので、かなり自由なことを
させていただいたことを店員さんに感謝したわけです。
しかし、

「土門さん、手品も出来るんですか…一体何者ですか?」

と店員さん。

いやぁ、まぁ、へへへ

とお茶を濁してその場は終わったわけですが、
こういう時に身体に何かしら芸を仕込んでおくと、場がとても盛り上がるのですね。
店員さんも、そのお客さんも、やっていた僕自身もとても楽しかったのです。

実演ではキューブの世界で言うタイムはそれほど関係なく、
早ければまぁそれで良いかなぁ っていう程度なのですね。
大切なのはその場の人たちに楽しく買い物をしていただくこと、
楽しい空間を作ることなんだなぁ って思ったのです。

もちろん依頼を受ける身として、練習は適度にやって腕を落とさない努力も必要です。
ですが、キューブの腕以上に何か大切なものがあるのではないのかなと
自分自身模索しなくてはいけないことが確実にあることを勉強しました。
またもし次の依頼が来たら、今回勉強したことを生かせるように、
自分の居る空間を楽しい場に出来るように精一杯頑張らせていただくつもりです。

そしてそれは日常生活でも…
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by takahito_domon | 2007-08-15 23:38 | 風景
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